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2004.09.12

織田淳太郎『巨人軍に葬られた男たち』

織田淳太郎『巨人軍に葬られた男たち』(新潮OH!文庫)

入院先の神経科病棟で20歳の若さで急死した昭和45年のドラフト1位投手・湯口敏彦の話を中心に読売巨人軍から消えていった人々がに関してのノンフィクション。消耗品のように使い古されて捨てられていった投手達、森昌彦(現・祇晶。この本に書かれていることが本当だとすると、とんでもなく腹黒い人である。)に蹴落とされる形になった捕手達、志半ばでチームを去ることになってしまった王監督などについて書かれている。川上哲治は完全に悪者になっている。「巨人軍は常に強くあれ」を実現するために生まれた歪みということなのかな。

当時の南海が立教OBの大沢親分を通じて、大学生の長嶋、杉浦に「栄養費」と称した小遣いを与えていた話が載っていたのが興味深かった。「栄養費」というのは先般のナベツネ辞任云々にまで及んだ明大・一場投手の件ではじめて聞いた言葉なんだけど、何十年も前から球界に存在していた由緒正しい(?)ものらしい。過去に分まで遡及して処分したりすると、球界から人がいなくなっちゃうんじゃないかね。

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