« 島本理生『シルエット』 | トップページ | ごくせん »

2005.01.22

伊藤たかみ「ジャトーミン」

文藝』春季号収録の小説。

いったんは笙野頼子の「絶叫師タコグルメ」という長篇を読み始めたんだけど、結構ハードそうだったので後回しにして、こちらの短篇(全24ページ)を読んだ。

ジャトーミンとは「蛇冬眠」で、主人公の父の俳号だそうで、妹との会話の中で使っていたという設定。心筋梗塞で倒れたジャトーミンの耳から出て来た白い玉がきっかけのような感じで、父親との思い出、幼い頃から大人になるまでの兄妹の関係、家族のあり方などが書かれていた。ジャトーミンは結局死んでしまう。

結局、小説の中ではあかされなかったんだけど、この白い玉の正体ってのはなんだったんだろうか。ジャトーミンから主人公へと受け継げれる遺伝子を象徴していたのだろうか。

|

« 島本理生『シルエット』 | トップページ | ごくせん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16227/2661058

この記事へのトラックバック一覧です: 伊藤たかみ「ジャトーミン」:

« 島本理生『シルエット』 | トップページ | ごくせん »