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2005.02.22

町田健『ソシュールと言語学』

ソシュールと言語学(講談社現代新書 1763)
町田健著

出版社 講談社
発売日 2004.12
価格  ¥ 756(¥ 720)
ISBN  4061497634

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現代言語学の創始者であるスイス人学者ソシュール(『一般言語学講義』は大学時代に買ったままでまだ読んでないな(^_^;)が今を遡ること百数十年前に提示した「構造主義」といわれる考え方がどのように発展し、現代(最後の方にチョムスキーの生成文法も出て来る)に至っているかを説明している一冊。平易な文章で書かれていて、重要と思えるポイント(コトバは記号であり表示部と内容部で構成されている、記号の表示部と内容部の関係は恣意的である、コトバを構成する要素は体系をなす、などなど)は何度も何度も繰り返し丁寧な説明がなされていて、言語学の入門書的な位置付けといってもいいのかもしれない。

とはいっても扱っている内容はそれなりに難解ではあるわけで(少なくとも私にとっては)、読んでいて相当歯ごたえがあったし(理解度6〜7割といったところか)、大学時代(いちおう英語英文学科というところに在籍していた)に誤って理解していてそのままだった知識もずいぶんとあったんだなというのを認識したとともに、言語学界の巨人として名があげられていたイェルムスレウ、トルベツコイ、ヤコブソン、バンベニスト、マルチネといった研究者達の名をほとんど知らなかったってのは(いくらなんでもブルームフィールドとチョムスキーは知っていた)、やっぱり勉強不足だったのかね。

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