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2005.10.18

三並夏「平成マシンガンズ」

第42回文藝賞受賞作。『文藝』冬号に収録。読んでいる間に贈呈式が行われて中学3年での受賞ということで話題になっていた。

タイトルを見て女子プロレスのNEOマシンガンズを連想したが当然関係はない(そりゃそうだ)。両親の離婚がトリガーになって不登校になる女子中学生の話。主人公の周囲(同級生や家族)に対するある意味醒めた視線が客観的かつ鮮明に描かれている。書出しとエンディングの文体が硬いような気がしたが、基本的には軽快な文章が読みやすかった。

死神と後妻の弟を重ね合わせる表現が複数箇所で見られるが、何を暗示しているんだろうか。その辺がちゃんと純文学的。ストーリー的には唐突な部分もあったとは思うが、作者の年齢云々関係なくしっかりとした作品になっていると思う。

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今さらかもしれませんが、読んでみました。「インストール」と「蹴りたい背中」。いちおう、断っておくと、りさタン萌え~な [続きを読む]

受信: 2005.10.29 14:49

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