« 胃腸科(9回目) | トップページ | アセロラドリンク »

2005.12.26

金原ひとみ『AMEBIC』

AMEBIC
AMEBIC
posted with 簡単リンクくん at 2005.12.26
金原 ひとみ著
集英社 (2005.7)
通常24時間以内に発送します。

夏の発売直後に買って放置したままだったのを読んでみた。

正気と狂気の間を彷徨う女性作家の話。私小説的な作品なのかな。モノローグの形で進んでいくんだけど、印象的には「おせっかい」とか「原子心母」の頃のピンク・フロイドみたいな空気を持った小説。当時のサイケドリックロックの音を文字に落とすとこんな感じになりそう。特に作品中に出てくる「アミービック」と名づけられた10ページほどの小文が圧巻。彼女の作品は「蛇にピアス」と「アッシュ・ベイビー」に続いて読んだわけだけど、完成度の高さはこれがダントツだと思う。それにしてはいまひとつ話題にはならなかったな。難解すぎたのか?

|

« 胃腸科(9回目) | トップページ | アセロラドリンク »

コメント

思わず反応してしまいました。
僕も、発売直後に買ったはいいが、未だに放置していますw
正月休みの間にでも、読もうかな、と。

あ、申し遅れましたが、初めまして(笑)

投稿: くま型 | 2005.12.26 22:35

>くま型様

永里優季さんのブログetcでお見かけする方ですね。はじめましてです。書き込んだ途端にコメントがついていてびっくりしました。

この作品は売れることがそれほど意識されずに書かれたのか、好き嫌いのはっきり分かれるような感じに仕上がっているみたいです。分量的には2~3時間で読み終えることが出来る本かと思いますけど、じっくり活字に身をゆだねるように読んだ方がよいかもしれません。ストーリーについては触れないでおきます(笑)。

ではでは、そういうことで。

投稿: 劇団天野屋 | 2005.12.26 23:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16227/7853494

この記事へのトラックバック一覧です: 金原ひとみ『AMEBIC』:

« 胃腸科(9回目) | トップページ | アセロラドリンク »