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2006.01.20

太宰治『人間失格』

人間失格
人間失格
posted with 簡単リンクくん at 2006. 1.20
太宰 治著
新潮社 (1985)
通常2-3日以内に発送します。

あまりにも有名な小説ではあるが、読んだことがなかったので読んでみた。第一の手記の「恥の多い生涯を送って来ました。」という出だしがなんともイカしている。アル中で女たらしの男が(ここの部分がやや冗長だったような気もしたが)、モルヒネ中毒になり、廃人状態で精神病院に送り込まれるというある意味元も子もないストーリー。その割にはすいぶんとサラッとした終わり方だったような。主人公が常に持ち続けている人間に対する恐怖心、おびえといったものは多かれ少なかれ誰しもが持っているものではないかと思いながら読んでいた。太宰自身はこの小説を書いた後に入水自殺をしてしまったそうで、この作品中からもそういった雰囲気が感じられないこともない。

太宰が埋葬されている禅林寺という寺は黄檗宗だそうで、うちの墓のある寺も黄檗宗なのでやや親近感。まあ、どうでもいいことではあるが。

文章の雰囲気が町田康に似ているような気がした。ってそりゃ逆か。(^^;

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