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2006.01.24

宮崎誉子「ミルフィーユ」

文藝2006年春季号収録の短篇。『群像』収録の「チョコレート工場の娘(不登校篇)」(感想はこちら)に続いてこの人の小説を読んだことになる。

「チョコレート工場の娘」は登校拒否の小学生の女の子の話だったんだけど、この作品は自意識過剰のためかオドオドしてどもってしまう男子中学生が主人公。彼と美少女(なのかな?ちょっと不思議な感じの子であった)の同級生とのやりとりを中心に母親や他の同級生等とのコミュニケーションが描かれている。小学生と比べるとこちらの方が年代が近いということもあってか(でも中身の方は「チョコレート工場」の小学生の方が大人のような気がしないでもない)、共感を感じる部分は多かったかな。会話の最中に突然どもりが無くなっちゃう時が何度かあって不思議だったけど。男女が二人きりになって、ちょっとドキドキするような場面もあったけど、その辺は肩すかしだった。(^^;

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