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2006.01.25

角田光代「フシギちゃん」

文藝2006年春季号収録の12ページの短篇。

30代と20代の2人の派遣社員の女性が会社帰りのバーカウンターで昔と現在進行形のそれぞれの恋について語り合い、やがてそれら二つの恋の間に共通項を見つけ出していく話。女性の独占欲(なのかな?)やその裏にある心理がわかりやすく表現されている。短篇ではあるが完成度は高い。

角田光代は読んでいる者の期待をいい意味でビックリ大きく裏切ってくれるような作品が出てくるようなことはあまりなさそうだけれども、コンスタントに良質な小説を生み出していて、何を読んでもハズレがないように思う。ホームランバッタータイプというよりは手堅い首位打者タイプの作家なのかな。

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