全日本女子サッカー決勝・日テレ・ベレーザ-TASAKIペルーレ
第27回全日本女子サッカー選手権大会・決勝
2006年1月1日 10時半 国立競技場 観衆18,545人
日テレ・ベレーザ 4-1 TASAKIペルーレ
得点経過:前半44分 1-0 大野忍
後半18分 1-1 鈴木智子
後半25分 2-1 荒川恵理子
後半30分 3-1 永里優季
後半41分 4-1 永里優季
《ベレーザ》 《TASAKI》
永里 荒川 大谷 鈴木
澤 大野 山本
伊藤 酒井 佐野 柳田 新甫 土橋
中地 四方 岩清水 川上 下小鶴 中岡 磯崎
小野寺 秋山
レッズが天皇杯決勝に進出してしまったためか、昨年より早い開門。おかげで早起きしなくてはいけなかった。迷惑である(苦笑)。バックスタンドの指定席(聖火台下のSA指定、縁起のいい昨年と全く同じ席)ということもあって千駄ヶ谷門、代々木門からは30分遅れの9時30分開門の青山門に並んでいたんだけど、列の中でベレーザの格好をしていたのはいつもLの試合の時にサンドイッチやおにぎりを作って来てくださるSさんと私だけだった。周囲の大多数は赤い格好。
試合前、ベレーザサポのいるゴール裏に顔を出した後は、バックスタンドで観戦。
立ち上がりから圧倒していたベレーザだったんだけど、開始10分過ぎの伊藤香菜子の負傷交代で雰囲気が多少変わってしまったような気もする。ボールの支配はしているんだけど、ゴール前での決定機や印象に残るシュートは数えるほどしかなかったような気がする。一方のTASAKIは先週の岡山湯郷戦では再三見せていた大谷・鈴木のDFの裏を取る動きがベレーザ守備陣に封じられてしまったためか、ミドルレンジのシュートを単発でしか打てなかったような印象。0-0での折り返しかと思ったら、前半ロスタイムの最後の最後に酒井からの縦パスに反応した大野が先制点をあげて、ベレーザリードでハーフタイム。
後半に入って間もなくTASAKIの時間帯があった。10分過ぎに四方さんがペナルティエリア内で思いっ切りハンド?という場面があったが、主審の井脇さんはそのまま流してくれてラッキーだったような。単に見逃しちゃっただけか?(^^; でも副審からのアピールも無かったし、まあそういう判定なのでしょう。その後、山本のFKからゴール前で体を張った鈴木に押し込まれていったんは同点にされてしまうが、25分の荒川(結局おいしいところはこの人が持って行く(笑))の勝ち越し点を皮切りにその後はベレーザのやりたい放題。速いショートパス交換がサクサクつながるようになって、完全に支配、大野のアシストから永里優季が2点を追加して、ほぼ予想通り(というか予想以上か)のスコアに落ち着いた感じで優勝。見事連覇である。ベレーザの選手、スタッフ、その他関係者の皆様、今年も素敵なお年玉をありがとうございました。
試合後はゴール裏に移動して、ベレーザを祝福。わーい。ついでにメニーナの嶋田千秋を激励しておいたよ。(^^; 最後には清水エスパルスゴール裏とエールの交換をしてゴール裏から撤収、通路で立ち話をしていたら、南山と井関が横断幕を片付けに来ていた。
浦和レッズ側のゴール裏は試合中ほとんど無反応で時々ブーイング。試合後の拍手も無いし、世知辛い世相を反映しているかのようで、非常に感じが悪かった。試合後にお会いしたメニーナの選手のご家族の方は間違えて浦和側のゴール裏に座っちゃったそうなんだけど、口汚い野次に憤慨されていた。2~3年前まではあんなにひどくなかったと思うんだけど。ああいうのが日本標準のスタジアムの光景にはなって欲しくないな。一方、温かい声援をいただいた清水サポは好感度がぐーんとアップしたよ。
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