毛皮族「脳みそくちゃぐちゃ人間」
作・演出:江本純子
出演:江本純子、町田マリー、柿丸美智恵、羽鳥名美子、和倉義樹、高野ゆらこ、武田裕子、延増静美、金子清文、平野由紀、高田郁恵、水町香菜恵、澤田育子(拙者ムニエル)、横町慶子(ロマンチカ)
今日も他の劇団の偵察に行って来た(笑)。というわけで今回は毛皮族。下北沢本多劇場で19時から。初日である。発売直後におさえたベアブリック付チケットで3列目の席で見ていた。
ベアブリックはジュンリータイプだった。
プロローグの「エロ和尚とED和尚」でスタート。本編は大まかには町田マリーがメインの「脳なし人間アッコちゃん」と江本純子メインの「エモンシュタイン博士の片思い」の二部というか二重構成で、エピローグの「戦争」で締めくくるという構成。
マリーさんは今回のようなノータリン系の役よりも、向こうの世界に行っちゃってるようなキチガイ役の方が真価を発揮する女優さんなんじゃないかとと思うんだけど、いつも同じってのもなんなので、たまにはこういうのもいいのかね。
江本さんはいつもながらの男役。論文執筆中のエモ博士が片思いで脳みそがぐちゃぐちゃになってしまうというお話しで、両エピソードとも基本線としてはやはり今流行の「脳」がキーワードだったのかね。
あとはもはやレギュラーゲストになっている拙者ムニエルの澤田育子の理不尽なパワーがすごくて、劇団を乗っとらんばかりの勢い。相対的に柿丸姉さんの存在感が希薄になっているような気がするけど。ロマンチカの横町慶子って人がえらく色っぽかった。
通路側の席だってので、真横でマリーさんが踊ったり行き来するのが嬉しかった。いいニオイするんだろうなと思ってクンクンしてみたんだけど、無臭だった。(^^; あと、澤田育子さんに足を踏まれた。(^^;
毛皮族自体は旗揚げのちょっと後から見ているけど、ここまで続くとは思わなかった。(^^; 段々とスタイルが確立されているんじゃないかと思う。公演を重ねる毎にやりたいことと実態が近づいてきているような感じなのかね。 以前のような妙な緊張感はなくなってはきているけど。
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