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2007.02.09

島本理生「あなたの呼吸が止まるまで」

新潮』3月号収録の小説。250枚ということらしいけど、誌面のページとしては83ページ。原稿用紙3枚がほぼ1ページということになるらしい。

小学校6年生の女の子が心的外傷的なつらいことなどなどいろいろなことを経験しながら、大人になって行くというあらすじの作品。今までの島本理生の作品は十代後半〜二十代の女性が主人公の作品ってのが定番だったんだけど、そのへんからして今までとはちょっと雰囲気が違うような感じ。読み出しから結構いい感じかなと思っていて、途中ちょっと変な方向に行っちゃうのかと思ったら、そっちの方は杞憂だった。

島本理生の作品は「リトル・バイ・リトル」を読んでちょっと感動して、その他の作品も結構読みあさってみたんだけど、特に最近の作品はイマイチっぽいのが多くて(「ナラタージュ」もピンと来なかった)どうなのかなと思ってたんだけど、これはいい作品だと思う。

エンディングのよくわからなさも含めて、ここらあたりで4度目の芥川賞候補ってのはどうっすかね?って感じ。

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