« [交流戦]広島−日本ハム | トップページ | [J1]横浜F・マリノス-ガンバ大阪 »

2007.06.19

筆坂秀世『日本共産党』

4106101645日本共産党 (新潮新書)
筆坂 秀世
新潮社 2006-04-15

by G-Tools

新潮新書。かつて日本共産党ナンバー4の地位にありながら、不祥事の責任を取る形で離党した著者が、その共産党の実態・矛盾を突きまくるという内容。特殊で不透明な組織の中における宮本顕治と不破哲三の裸の王様的立場はまるで北朝鮮における金日成と金正日みたいだ。こんなんじゃあ労働者の気持ちなんてわかるわけがない。全5章のうちの4章目が「不破議長時代の罪と罰」だったりなんかして、著者は不破氏のことが大っ嫌いなようだ。

著者本人が「いまになってこれだけのことを言うのであれば、党内にいる時になぜ言わなかったのか…」(P.190)と自戒をしているが、そういう立場にいればそうならざるをえないという気もするわけで、わざわざ波風たてるのもアレだしな、みたいなちょっと同情できる部分もある。

「何でも自分たちに都合よく解釈するというのは共産党の得意技…」(P.139)ってのには笑っちゃったよ。自画自賛と欺瞞に満ちたおめでたい政党のようだ。このままチーチッパッパやっているようでは遅かれ早かれ日本の政治からフェイド・アウトしていくようにしか思えないんだけど。というかこんな硬直した旧態依然の組織が未だに残っていることが不思議なような気さえする。浮世離れっていうのはこういう状態のことを言うんだよ。

|

« [交流戦]広島−日本ハム | トップページ | [J1]横浜F・マリノス-ガンバ大阪 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16227/15493825

この記事へのトラックバック一覧です: 筆坂秀世『日本共産党』:

« [交流戦]広島−日本ハム | トップページ | [J1]横浜F・マリノス-ガンバ大阪 »