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2007.08.08

宮崎誉子「欠落」

新潮』9月号収録。120枚とのことだが、誌面では39ページ。

コールセンターで年上の女性に囲まれながらテレオペの研修生として勤しむ19歳の派遣社員の男の子の話。勤務先での話を中心に、家族、元バイト先だったコンビニの人たち、引きこもりの友人やらとの関わりも出て来る。派遣社員という不安定な雇用形態、テレオペ業務のストレスから引き起こされる吐き気などの身体症状や鬱、引きこもりなど現代社会の問題も描いたりなんかもしている。

宮崎誉子の作品は以前二篇ほど(「チョコレート工場の娘(不登校篇)」、「至極真剣」)読んだことがあって、そちらはいずれも女の子が主人公の話だったんだけど、男性が主人公のこの小説も宮崎誉子ワールドみたいなものは不変だったようで、主人公が周囲をよく観察している割には空気をあまり読まないところなんかはまさに真骨頂って感じだな。

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