[関東女子サッカー選手権準決勝]日本体育大学−横須賀シーガルズ
第29回関東女子サッカー選手権大会
(兼)第29回全日本女子サッカー選手権大会関東地区予選 準決勝
2007年11月3日 10時半 市原スポレクパーク ※40分ハーフ
日本体育大学 3−2 横須賀シーガルズFC
得点:前半7分 0-1 [シーガルズ]10-鈴木薫子
後半3分 1-1 [日体大]58-草苅文子?
後半37分 2-1 [日体大]19-上田絵未
後半39分 2-2 [シーガルズ]43-大友あかね
後半39分 3-2 [日体大]19-上田絵未
《日体大》 《シーガルズ》
上田 中村 吉田
井手上 伊藤 大滝 鈴木 中山
有吉 斉藤 高田 萩原
平野 石田 草苅 池田 片岡 牟田 桑原 石田
一谷 久野
<交代>
斉藤→秋葉(後半11分) 大滝→藤田(後半30分)
中村→大河原(後半22分) 中山→大友(後半37分)
関東女子リーグの成績状況を見る限り日体大の勝利になるのでは。しかも相当な得点差の可能性もと思ってたんだけど、そんなことはなかったみたい。立ち上がりからイーブンっぽかった印象で、前半23分にはシーガルズが右サイドからの崩しから波状攻撃。ゴール前での混戦気味の状態の中でもボールをキープ、最後に10番・鈴木が決めてシーガルズが先制。番狂わせの予感が。
ところが後半に入って早々の3分に日体が右CKからゴール(上では草苅選手にしておいたけど自信なし。もしかするとオウンゴールとかかもしれないです。)を決めて同点に追いつく。
その後は攻撃の手数は日体大の方が多かったけど、シーガルズも時おり鋭い攻撃を見せるという展開が続く。シーガルズの守備が集中していて堅かったのが印象的。シーガルズは9番の大滝と10番の鈴木が絡むと時おり化学反応が起きるようだ。今日の大滝はあまりボールがまわってこなくてちょっと消え気味だったみたいで、後半30分に交代になっちゃったけど。
1−1の同点のまま後半も終盤に差し掛かってこの大会、準決勝では延長戦をやるんだったかどうだったか気になりはじめたところ(後でレギュレーションを読んだところ準決勝と決勝は延長戦+PKとのこと)の後半37分に日体大・池田が右サイドから上げたボールをゴール前の上田が決めて劇的な勝ち越し。
このままロスタイムに突入して終了かと思ったら、シーガルズ途中出場の大友が左タッチライン際をするすると抜けてほとんどゴールラインに届こうとしたところからシュート。これを日体大・平野がゴール前でクリアしようとしたがボールはゴールネットに突き刺さってよもやの同点。
日体大のご父兄の方々はガッカリだったんだけど、選手達はあきらめていなかったようで、ロスタイムもロスタイム、おそらくラストプレーだった後半42分に途中出場の大河原からのパスを受けた上田が再び超劇的な勝ち越しゴールを決めて、なんともびっくりな幕切れ。
これで日体大の2位以上が確定、3枚ある第29回全日本女子サッカー選手権大会への切符の1枚目をゲットということになった。残りはあと2枚。シーガルズは明日の3位決定戦に全国大会進出を懸けることになった。
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