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2008.01.08

中山智幸「空で歌う」

群像』8月号収録の芥川賞候補作。

主人公の男性(既婚)がちょっと変わり者だった兄(事故で亡くなってしまった)の元カノと多少の下心を抱きながら種子島に小旅行に行き亡き兄とその世界観・宇宙観(「全部がつながってる。どれかひとつが欠けても全体が変わってしまうくらい」(p.172)という台詞が象徴しているようだ)、そして兄弟としてのやりとりを回想するという話。観念的なことと同時に人間の煩悩も描き出しているような感じでその辺りがなかなか味わい深い。

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