« 原田宗典『し』 | トップページ | 無事、天野実咲 »

2008.02.29

詩なのか?それとも小説なのか?

川上未映子の作品、「感じる専門家 採用試験」は散文詩、『先端で、さすわさされるわそらええわ』は詩集ってことらしいけど、どちらも短編小説のようにも読むことが出来る。「わたくし率 イン 歯ー、または世界」や「乳と卵」はいずれも芥川賞がらみということもあって小説ということになっているようではあるが長い詩のようにも思えなくもないわけで(そういった意味では「あなたたちの恋愛は瀕死」ってのはかなり小説っぽい手法をもって書かれているのかなという印象)、これは一体なんなのだと考えていたところで、『群像』3月号で諏訪哲史が『先端で、さすわさされるわそらええわ』について書いた書評(「もしも言葉が液体であったなら」)に答えが載っていた。とどのつまりが彼女の作品に対して「詩」とか「小説」といった「枠」を与えるなんてことはどうでもいい行為なわけで、彼女から発せられる言葉の洪水に身を委ねてしまえばよいようである。ポンパ!

|

« 原田宗典『し』 | トップページ | 無事、天野実咲 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16227/40314901

この記事へのトラックバック一覧です: 詩なのか?それとも小説なのか?:

« 原田宗典『し』 | トップページ | 無事、天野実咲 »