« [J2]横浜FC−水戸ホーリーホック | トップページ | オリックス−日本ハム »

2008.06.26

絲山秋子「ラジ&ピース」

群像』(雨宮処凛の連載エッセイ「プレカリアートの憂鬱」が終わっちゃったのが残念だ)7月号巻頭に収録の小説。

東京の小田急線沿線出身で都内の大学を卒業後に仙台のFMラジオ局で一定期間番組を担当していた女性アナウンサーが今度は群馬のFM局に転職、そこでのラジオパーソナリティーとして活躍や知り合った人とのやりとり、あるいは実家の家族やかつての恋人とのやりとりや想いが描かれたもの。主人公はなかなか他者に対して心を開かない人物という設定だったようなので、最初は本谷有希子の小説みたいなのかなと思ったりなかしたんだけど、読み進めたら全然違っていくらなんでもそこまではひねくれてはいなかった。(^^;

2年前の芥川賞受賞作の「沖で待つ」はぽあーっとした感じで今ひとつピンと来なかったんだけど、この作品は読みやすかったしそれなりに面白かった。あいかわらずあっさりし過ぎているような気がしないでもないが、そういうのも悪くはないし、「沖で待つ」ほどは他人行儀な小説ではなかった。

|

« [J2]横浜FC−水戸ホーリーホック | トップページ | オリックス−日本ハム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16227/41657429

この記事へのトラックバック一覧です: 絲山秋子「ラジ&ピース」:

« [J2]横浜FC−水戸ホーリーホック | トップページ | オリックス−日本ハム »