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2008.10.02

佐川光晴「われらの時代」

B001EXRDLG群像 2008年 10月号 [雑誌]
講談社 2008-09-06

by G-Tools

群像』10月号の巻頭に収録。けっこう長い。

埼玉県の朝霞児童相談所で働く男性が、協力者が巻き込まれた傷害事件をきっかけとしてうつ状態に陥り、北海道での養療の後、坂戸の児童養護施設で働くことになり手初めに1週間の宿直を行い、その際に男性が見聞きした(おそらく)幻覚・幻聴でこの作品の大部分は占められている。主人公は携帯電話に仕掛けられた盗聴器を使った悪意を持った行動と考えているようではあるのだが、そもそもわざわざそこまで凝ったことをする必要もないわけで、一読したところ心的外傷を負った主人公が狂気の空間を彷徨ってている様の描写のように解釈したけど、スタンダードな解釈ってのはどんなもんなんだろうと考えながら読み終わった。

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