町田康「二倍」
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『新潮』1月号収録の短篇。大学を卒業後コンビニでのアルバイトで生計をたてていた主人公が若く活気のある会社の正社員に転職。そこで快調に成果をあげていて、そのへんまでは普通の話であったのだが、彼が担当している仕事が「送魂機」なるものに関わることとのことでそこからストーリーが怪しげな方向に急展開。
彼が仕事上でおかした失敗が、職場を怒り、絶望、困惑、錯乱に陥れ、なんかドリフのエンディングっぽいドタバタ状態に。そこで彼はこの会社が「演技会社」なるものであったことを思い出し、その演技会社を馘首となった彼は街に戻って行くというあらすじ(っていうほどのものかな?)。
中盤から終盤にかけての素っ頓狂な展開とその異次元っぽい加速感が秀逸といえば秀逸だったか。
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