[関東女子リーグ]早稲田大学−日テレ・メニーナ
第15回 関東女子サッカーリーグ
2009年5月31日 13時 早大東伏見サッカー場 ※40分ハーフ
早稲田大学ア式蹴球部 4−1 日テレ・メニーナ
<得点>
前半15分 0-1 [メニーナ]9-田中美南
前半32分 1-1 [早大]19-大滝麻未
後半6分 2-1 [早大]10-小野瞳
後半9分 3-1 [早大]3-島田知佳
後半14分 4-1 [早大]11-原一歩
《早大ア女》 《メニーナ》
有町 大滝 田中 籾木
小野 杉山 高橋 中里
高畑 小山 吉林 木下
臼井 水野 島田 大脇 小須田 小林 村松 土光
鈴木 根本
<交代>
小野→原(後半13分) 籾木→嶋田(後半12分)
杉山→今井(後半21分)
後半開始時
開始15分に縦パスに抜け出した田中が早稲田DFを振り切って、GK鈴木(メニーナ出身)との一対一を決めてメニーナが先制。32分には右に流れた有町からのクロスをゴール前の大滝が決めた早稲田が同点に追いつく。前半を見る限りでは早稲田の守備がメニーナのテクニックとスピードに手を焼きそうな気配がプンプンではあったんだけど、前半途中から降り始めていた雨がハーフタイムも降り続いて後半はピッチが田んぼ状態でボールが転がらなくなって、どこまで陣地をゲインするかが得点に結びつくような、なんかラグビーに近いタクティクスのゲームになっちゃった。
ピッチ状態に対応するための頭の切り換えが早かったのは早稲田の方だったようで、いろいろと試行錯誤をしながらプレーをしているのがよくわかった。特に有町が良かったよ。後半6分に小野が左サイドからミドルを突き刺して勝ち越して、後半9分には右サイドからのFKで杉山が真上にリフトしたボールを小山がボレーでゴール前に送って(これにはビックリした)、これをゴール前の島田(メニーナ出身)が押し込んでものの見事に決まっちゃった。早稲田は一昨年の台風の市原スポレクで水たまりの中でのPK戦を失敗した苦い経験が見事に生きていたようだ。
途中雷が鳴り始めて後半13分から25分間くらい中断、再開直後にメニーナのゴール前でのクリアを投入された直後の原が突進して奪ってそのままゴール。なんとなく原の野獣っぽさが発揮されるような気象状況と雰囲気だったと思うし、あの交代はキャラが存分に考慮された見事な采配だったと思う。(^^; ア女にとってはこの春に都大会で様々なピッチコンディションでプレーをしたことの総決算みたいな試合だったかね。
一方、水たまりでボールが転がらなくなって生命線であるはずのグラウンダーでのパスワークを封じられちゃったメニーナは手足縛られちゃったような状態で身動きが取れなくなってしまっていて、そのあたりが課題ではあるかな。まあそれとは別に次回はやっぱりちゃんとしたピッチコンディションでの試合が見てみたいです。
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