下川裕治『5万4千円でアジア大横断』
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51歳の著者、40歳のカメラマン、あとなぜか30歳の若者の3人が極東の日本橋からアジア西端のトルコまで続くアジアハイウェーと言われる構想の道を高速バスや路線バスをひたすら乗り継ぎ旅をするというノンフィクションもの。
なぜかしらぬが次の場所に移動することにやたらと急ぎすぎていて、情緒もへったくれもなくなっちゃっていたような印象で内容に51歳なりの落ち着きと深みが欲しいところ。同じ新潮文庫の100冊に入っている沢木耕太郎の『深夜特急』シリーズの爪の垢を煎じて飲ませたいような感じだった。(^^;
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