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2010.01.12

宮崎誉子「人生は流せない」

B0030C5EC4文藝 2010年 02月号 [雑誌]
河出書房新社 2010-01-07

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文藝』春季号(島本理生特集)収録の小説。島本理生関係の文章を読んでからそのままのイメージでこれを3〜4ページ読み始めたらちょっと変な入り方になってしまったので、頭をフレッシュにしてまた最初から読み直した。

母子家庭の暮らす貧乏・地味系で感情薄い女子高校生のマリコが春休みに通販の倉庫で単純作業のアルバイトをし、そこで同じ母子家庭ではあるがギャル系なクラスメイトのハチソノと偶然会い、そのハチソノの提案でコンビを組んでライトノベル作家になるべく結局ほとんど何もせずに倉庫の仕事をしながらのもろもろなストーリー。一応友情モノではあるかな。

なんかよくわからないけど♡が多用されているのが純文学系(なのかな?という話もあるけど(^^;)にしては珍しい。宮崎誉子ってことを考えると全く不自然ではないけど。そういや山本周五郎もヤマシュウなんだな。

宮崎誉子の作品は一貫して単純労働とか貧しさとかそういったあたりをキーワードとした広義のプロレタリアートもしくはプレカリアート文学なのかもしれない。かなり甘味料強めだったりするけど。

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