映画「パニック・ルーム」
WOWOW193での放送を見ていた。夫離婚した母娘がマンハッタンの大きな家に越してきた晩に強盗が家に侵入、隠し部屋の「パニック・ルーム」に逃げ込むという話。やたら長回しで立体的に見せようとするカメラアングルがダサダサでなんかもうそれだけで興ざめだった。
押し込んだ強盗3人組がかなり協調性、連携、計画性に欠けておりかつマヌケで、なんかドリフターズのコントを連想してしまった。血糖値が下がった娘のためにインスリンの注射を取りに外に出た母親の代わりに強盗がパニック・ルームに入れ替わって入っちゃうところなんかはもう完全にドリフのドタバタだもんな。
強盗のうち1人だけ人情派がいて物語の行方は彼が鍵を握ることになるのだが、それにしてもあまりにも薄っぺらでこれってちょっとどうなのよ。もうちょっとなんとかしてほしかったな。(^^;
"Panic Room"
監督/デヴィッド・フィンチャー
脚本/デヴィッド・コープ
2002年・米国/113分/カラー
出演/ジョディ・フォスター、フォレスト・ウィテカー、ジャレッド・レト、クリステン・スチュワート、ドワイト・ヨーカム、パトリック・ボーショー、イアン・ブキャナン、アン・マグナソン
私の評価(5点満点):☆
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント