浅草演芸ホール・三月下席(昼の部)
<前座>林家なな子「子ほめ」
林家たこ平「味噌豆」
林家しゅう平「ベルサイユのばら」
ストレート松浦 ジャグリング
柳家三三「たらちね」
川柳川柳「歌で綴る太平洋戦記」
とんぼ・まさみ 漫才
神田茜「赤穂義士伝スキスキ金右衛門様」
林家鉄平「あくび指南」
昭和のいる・こいる 漫才
震災2日後の鈴本以来の定席。もらったyfc(読売ファミリーサークル)の招待券で行ってきた。昼の部11時40分開演とのことで、それなりに早めの11時15分に着いて並んでいたんだけど、一般入場客は入れるんだけどyfcの客は入れない。雨の中待たされて入場開始は開演時間の11時40分。中に入ったらもう前座さんが高座をはじめている始末。もともと浅草演芸ホールはホスピタリティに欠如しているような印象を受ける寄席なんだけど、読売招待券の客に対する扱いの酷さは目に余るものがあるように思う。まあ、高座中に携帯鳴らしたりと客も客だったりはしますが。寄席らしいといえば寄席らしいとも言えなくもない。
前座のなな子さんを途中から見始めた。川柳師匠のところで釈台が出てきたので何事かと思ったら、昨日車に接触して足を傷めてしまい正座が出来ないため、あぐらでの高座を隠すためとのことだった。ちなみに川柳師匠は今日がお誕生日で81歳のバースデー高座だったそう。足は怪我しても口は達者なので特に違和感のないいつも通りの高座で安心した。
漫才の浮世亭とんぼさん・横山まさみさんのお二人は関西から武者修行で東京に来ているらしい。苗字通りまさみさんは横山系とのことでやすし師匠やノック師匠、あるいは西川きよし師匠といったあたりがネタになっていた。
講談の神田茜さんは赤穂浪士が元ネタの新作の講談で講釈というよりは落語に近かったような気がしないでもない。茜さんまで見て引き上げようかと思ってたんだけど、もう少しいるとのいる・こいる師匠が見られることに気がついたので、ちょっとだけ滞在延長。やはり面白い。
全体的には多数を占める林家系のなんでもあり系な爆笑志向のいわゆるそういうノリだったんだけど、そういった中でも川柳師匠とかのいる・こいる師匠といった超大ベテランは独自の世界みたいなものを持っていて全くブレないなという印象だった。すばらしー。
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コメント
我々を載せて頂き又気にかけて頂きありがとうございます、まだまだ戸惑いだらけですが今後とも宜しくお願い致します。
投稿: 浮世亭とんぼ | 2012.04.01 11:48
コメントありがとうございます。こうしてコメントをいただくとなんだか応援したくなってしまいます。(^^)
投稿: 劇団天野屋 | 2012.04.02 22:25