2013.10.15

第八回 べこ吉の会

第八回べこ吉の会

三遊亭美るく「平林」
古今亭志ん吉「水屋の富」
<仲入り>
古今亭志ん吉「無精床」
三遊亭美るく「天災」

茶や あさくさ 文七で19時から。

美るくさんが「天災」をネタ出ししたら本当に天災(台風)が来てしまったようで、誰も来なかったらヤバいぞという変な危機感と使命感を感じながら行ってきた。(^^; とりあえずは出演者よりも観客の方が多くてよかった。

「平林」はあまりに堂々と豪快に間違えるので新解釈なのかと思った。でもよくあの状況から噺を収束させた。(^^;

志ん吉さんがかけた「水屋の富」は初めて聴いた噺かも。「無精床」って結構スプラッタ系だったりするわけで映像化するとエグいかも。そういえば「水屋の富」の夢の場面を映像化すると映画「キル・ビル」みたいになっちゃいそうだけど。

トリの「天災」がクライマックスに差し掛かるあたりで窓の外の雨音が大きくなってきて、どうなるかと思ったんだけど、店を出たら少し小降りになっていて、屋根のある商店街を渡り歩いて帰って来た。

あさくさ文七は家からは近いんだけど会社帰りに通勤定期だけだと遠回りになってしまうこともあって、今まで行ったことがなかったんだけど、アールグレイとクリームチーズケーキもおいしかったしまた行くことにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.05.20

第22回 ひぐらし寄席 隅田川馬石の会

第22回 ひぐらし寄席 隅田川馬石の会

<前座>柳亭市助「たらちね」
隅田川馬石「野ざらし」
橘家圓太郎「癇癪」
 <中入り>
隅田川馬石「お見立て」

入口でもらったチラシに次回のお知らせが入ってなくて、もしかして第22回の今日が最終回?と心配したてたら、開演前に主催者の森岡さんが出てきて、「ヤバイ」って思ったらただ単に次回はまだ会場がおさえられていなくて未定との説明だった。ほっ。

市助さんの「たらちね」は20分間フルバージョンっぽい感じ。逆に馬石さんの「野ざらし」は唐突に終わったような印象。(^^;

圓太郎師匠がかけた「癇癪」という噺は初めて聴いたけど、この旦那のキレキャラっぷりはきっとカンニング竹山が演じたらピッタリなんじゃないかと思いながら見ていた。

トリは馬石さんの女役ってのもなかなか艶があるよなと思いながらの「お見立て」だった。今日はちょっと早めの20時45分過ぎに終演。日高屋でW餃子定食を食べて帰ってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.03.27

三遊亭美るくのお勉強会@落語協会2階

美るくの会

三遊亭美るく「転失気」
三遊亭ございまう「言うな!」
三遊亭美るく「代書屋」

会社帰りに行ってきた。木戸銭千円。お客さんは13人くらいだったかな。

ございますさんはワールドカップ予選の様子が気になるサラリーマンについての噺。昨日の夜の試合と微妙に被るわけで、その辺りはございますさんの思うつぼっぽい。(^^; あらかじめ伏線を張っておいてそこに落とすという、わりと好きなサゲ方だった。

美るくさんは右側がちょっとハネてる髪型だった。「代書屋」はネタおろしだったらしいです。とは言っても今日の噺二題は最近の落語会的には鉄板的なネタだったと思うので、ちょっと疲れていた私にとってはもう少し刺激のあるネタを混ぜてくれてもよかったかなという気もしたです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.02.25

鈴本早朝寄席

柳家さん若「転宅」
桂才紫「あくび指南」
三遊亭美るく「ナースコール」
林家たけ平「徂徠豆腐」

鈴本早朝寄席

鈴本演芸場で午前10時から。木戸銭500円。

さん若さんの釣り竿を2本折って、水道管を壊したマクラからスタート。さん若さんはどこか品があるような印象。セルフサービスでやることになっている座布団&めくり返しを忘れて帰りそうになっていた。(^^;

才紫さんは真面目な落語家さんらしいような印象で来年3月に真打昇進が決まったそうだ。子どもの頃の習い事の話から始まって「あくび指南」への流れ。五目の師匠とか指南所で女将さんが出てくるパターンは初めて聴いたかも。

美るくさんはいつも見に行っているので顔見知りになっちゃっている。「ナースコール」は白鳥師匠の新作で勉強会で聴いたことがある。見るたびに高座ぶりが堂々としてきていますよね。

たけ平さんはマクラ無しでネタに入って「徂徠豆腐」。この噺は初めて聴いた。「そらいどうふ」と読むそうだ。豆腐屋と貧しい学者の話。なかなかドスの効いた話し口だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.01.29

姉と妹の勉強会その3@落語協会二階

三遊亭粋歌「松山鏡」
三遊亭美るく「大安売り」
 <仲入り>
三遊亭美るく「長短」
三遊亭粋歌「おじいせん」

18時15分開演で木戸銭千円。もっと頻繁にやってる印象だったんだけど、半年に一回のペースだったのね。

粋歌さんの「松山鏡」はなんかデジャブ感があるなと思ったら年末調整の時にしょっぱなに聴いてたようだ。続いて美るくさんが「大安売り」。先週の日暮里での入船亭扇辰師匠に続いて2週連続で相撲噺を聴いたことになる。

美るくさんの「長短」はスローパートはもっともっと遅く出来ると思うしそうすればより緩急をつけられるような気がしたなあ。最後粋歌さんの「おじいせん」はぶっ飛び気味のストーリーがどういう方向に進んでいくのかわからないギリギリなところが妙にスリリングだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.01.21

第21回 隅田川馬石の会 ひぐらし寄席@日暮里サニーホールサロン

<前座>入船亭ゆう京「寄合酒」
隅田川馬石「金明竹」
入船亭扇辰「阿武松緑之助」
  中入り
隅田川馬石「首提灯」

今日もなかなかの入り。なんかいきなり馬石さんが出てきて、明日の深川江戸資料館での落語会(テレビ収録とのこと)の招待券プレゼント(2枚)をやっていた。

前座のゆう京さんは京都大学出身だそうだ。「カツオ風味のふんどし」がサゲの寄合酒。この会は馬石さんの一席目がリラックスしていて結構好き。今日もそんな感じの金明竹だった。

扇辰さんは相撲ネタ。初めて聴いた。そもそも相撲噺自体久しぶりに聴いたかもしれない。もしかしたら立川談志師匠がトリの会で見た桂文字助師匠以来だったりするかしら。

なんか途中から空調が暑かったんだけど、中入りをはさんで涼しくなった。たぶん「首提灯」というネタもたぶん初めて聴いたんだけど、実写化は不可能なナンセンスな展開なようで、まあアニメでは出来そうだけど。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.01.16

三遊亭美るくのお勉強会@落語協会

三遊亭ございます「時効自得」
三遊亭美るく「初天神」
三遊亭美るく「明烏女バージョン」

木戸銭千円で18時半開演。今日は観客16人で女性も何人かいらっしゃいました。

ございますさんの新作は孤島のペンションでの推理のイベントの噺。ペンション従業員の古畑コナンが活躍…だったんだけど、最後の方がよくわからなかったあるよ。(^^;

美るくさんは今日の新宿末廣亭昼席で「初天神」をかけたそうなんだけど、時間が短くて演じ足りなかったそうでリベンジな「初天神」だったそうです。

「明烏女バージョン」は前々回11月21日に続いてこの勉強会で聴くのは2度目ということになる。あさって金曜の内幸町ホールでの白鳥師匠のイベント(The Woman's 落語会)用の調整登板みたいな感じで高座にかけていた模様。前回は40分くらいかかっていたんだけど、今日は会場使用時間の関係で半分くらいだったみたい。そのへんの時間調整の自由自在さが二ツ目といえどもさすがプロって感じがします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.12.20

粋歌の年末調整@落語協会二階

粋歌の年末調整

三遊亭粋歌「松山鏡」
三遊亭粋歌「銀座なまはげ娘」
  仲入り
三遊亭粋歌「里帰り」

2日連続の落語協会2階。18時開場で18時半開演。粋歌さんが裏方さんの分までひとりでやりくりしていて、木戸銭千円はお仲入りに粋歌さん自らが集金。年末調整ということで10%の還付金が出た!(笑)

落語の方は古典から新作まででいやはやおもしれえや粋歌さん。最後にかけた「里帰り」という噺は春風亭柳昇師匠が作ったストーリーだそうで、古典に迫るクオリティなのではないかと思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.12.19

三遊亭美るくのお勉強会@落語協会二階

美るくの会

三遊亭ございます「ラーメン三郎」
三遊亭美るく「動物園」
三遊亭美るく「たいこ腹」

今日の観衆は13人、全員男だった。(^^;

18時半開演で19時半に終了。この会はあまりクドくなくてサクサクッと終わるところが好き。美るくさんは高座を拝見するたびにどんどん表情が豊かになってうまくなっているような。なんとなく仕草が歌る多師匠に似てきているような気もする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.09.19

美るくの会@落語協会2階

三遊亭美るく「元犬」
三遊亭ございます「誕生祭」
三遊亭美るく「反対俥」

18時半開演で観客20人超のほどよい入り。今日は圧倒的に男性が多くて女性はたぶん2人だけだった。いわゆるホーム的なリラックスした雰囲気の高座で、おそらく今まで見た中でいちばんいい表情で演じていたのではないかな。美るくさんは見るたびに上手になっているような気がする。

「反対俥」は前座のございますさんと組んでの手の込んだ二段落ち。たまには緩急をつけて一発で落としちゃってもいいような気もしたけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧